どうも。専業主夫クロップです。
今回のブログは京都市左京区にある「大原三千院」へ行ってきたレポになります。
三千院はもちろん宝泉院や寂光院も観光したので、写真たくさんでお届けします。
ランチや駐車場など合わせて参考にしてください。
目次
大原三千院の駐車場
大阪から車で行くと、清水寺・三十三間堂・八坂神社などの有名な観光地を通り過ぎるため、けっこう交通量が多いです。
その後、メイン通りを右に曲がると一気に交通量が減り、のどかな田舎道を進みます。
大原バス停の周辺には駐車場がいっぱいあります。
どこも500円/1回で、けっこう広いので、ゆったり止めることができました。
駐車場の料金は先払い。
【参道】大原三千院までの道のり
大原バス停がある通りから、右側が大原三千院のあるエリアです。(左側が寂光院)
すごい分かりやすく看板が出ています。
出だしから、ゆるやかな登り道です。
すごい風情のある道なので、散歩感覚ですね。
まず見えてきたのが、手作りドレッシングで有名な「志野」
帰りにドレッシングを試飲させてもらいました。
ゆず味噌ドレッシング・赤しそドレッシングが美味しかったので購入。
▼併設されている志野 松門(ご飯屋さん)
一汁八菜のランチが人気だそうです。
雑貨や柴漬けなどのお店を見ながら歩けるので、道中も楽しい。
▼伝統のしば漬けで有名な「志ば久」
お土産用にラッピングされたものと、自宅用にリーズナブルな価格のものと色々あります。
帰りに寄って購入しました。
そんなこんなで歩くこと10分。(最初の看板に書かれてた時間通り)
三千院門跡へ到着です。
ここは写真スポットですね。皆さん、写真撮影されていたので、僕らもしっかり自撮りしました。
ちなみにこのすぐ横に旅館があります。
大原の料理旅館「芹生」さん。
お高い高級旅館です・・・露天風呂付客室だと平日でも2人で10万w
さぁ、行きましょう。
綺麗に整備されてて、一気に観光地の雰囲気が出てきました。
この道にはご飯屋さんやお土産屋さんが並んでます。
三千院レポ
みたらし団子が食べたいな~と思いながら奥へ100mほど歩くと、
右側に三千院の入り口が現れます。
三千院は最澄が創建した寺院で、名前は「一念三千」という天台宗の教えから由来します。
「人の心の動きには、一瞬一瞬に三千の世界(=世界のすべて)が存在する」という意味だそうです。
以前、最澄が開いた比叡山延暦寺も行きましたが、ほんとに素晴らしいとこでした。
大原三千院は1周ぐるっと回れるようになっています。
まずは左手に進み、
一般 700円(団体30名以上600円)、 中学生・高校生 400円(団体30名以上300円)、 小学生 150円
最初、靴を脱いで客殿の中へと進みます。
*靴は袋に入れて持って行きます。
庭園を見渡せるため、皆さん腰を下ろしてゆったりとされていました。
ちなみにこの縁側?赤い絨毯に座れるのはお茶菓子セット(500円)を買った人だけ。この客殿でチケット購入できます。
僕らはここのお茶菓子はパス。
理由はこのあと行く「宝泉院」を楽しむためです。
客殿を出ると、靴を履いて庭園を散策します。
▼金色不動堂
ここで御朱印を書いてもらえます。
3種類あるので好きなものを選びましょう。
金色不動堂から少し登った先に、観音堂があるためまずは参拝をするのがいいそうです。
▼おさな地蔵
境内の西側を流れる「津川」を渡った先に6体の地蔵さん。
東側には「呂川」が流れていて、声明の呂曲と律曲に因んで名づけらたそうです。
調子がはずれた「呂律(ろれつ)がまわらない」という言葉の語源となっているそうですよ。
▼わらべ地蔵の庭
いました。わらべ地蔵さま。
三千院にはたくさんのわらべ地蔵さまがいるようなので、探しながら歩くのも楽しいです。
最後にお土産屋と宝物館。
ここでも御朱印を書いてもらえます。
金色不動堂では3種類でしたが、なぜかここには5種類ありました。
三千院の所要時間は約1時間。
写真撮ったりしながら、ゆっくり見て回って1時間です。
勝林院
三千院を出たら、参道をさらに奥へと歩いていきます。
左手に「実光院」がありましたが、僕らはパス。
目の前に勝林院が見えてきます。
実はここ「勝林院」が京都大原にある天台宗の本堂です。
拝観料300円。
大原問答で有名な場所です。
「大原問答」は、浄土宗を開いた法然上人が、天台宗・真言宗・華厳宗・禅宗などの学者たち380余人と対決した仏教の大論争。各宗の学者たちは、法然上人を12の難問で問い詰めたが、すべてに淀みなく答えたそうです。
ちなみに、法然上人は「ひたすら念仏を唱えれば阿弥陀様によって救われる 」という教えを説き、広く民衆の信仰を集めました人です。
*ここの御朱印は【大原問答】と書いてくれます。
宝泉院(お茶菓子と庭園)
さきほどの勝林院を左に進むと「宝泉院」です。
入り口で拝観料を支払います(御朱印もここ)
拝観料(茶菓付)
大人800円、中高700円、小600円
御朱印もお願いしたので、帰りに受け取れる引換券も渡されました。
宝泉院は僧坊(僧侶が住む建物)として800年前からあったお寺だそうです。
「額縁の庭園」でお茶菓子を頂きます。
ここで天井を見上げてほしい。
▼「血天井」
関ヶ原合戦前に、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が、豊臣の大軍と戦い、伏見城中で自刃しました。その武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養としているそうです。
美しい庭園と血天井というミスマッチがなんとも言えません。(語彙力が低い・・・)
大原三千院でランチ|芹生茶屋
お腹も空いてきたので、ここでランチタイムです。
事前にいくつか候補を調べておきました。
・志野 松門(一汁八菜)
・来隣(おにぎりランチ:おばんざい・サラダバイキング付き)
この2つはインスタ映えする感じです。
けど、お腹が空いたので・・
三千院門跡の横にある旅館「芹生」が営む【芹生茶屋】でお蕎麦を頂きます。
めっちゃ見てるw
帰れマンデー見っけ隊!!がきたことがあるようです。
入って右側にカウンター席
テーブル席は賑わってました。
▼蕎麦を中心としたメニュー。
▼梅蕎麦
▼季節のご飯セット
美味しかった。出汁が優しいお蕎麦です。
寂光院|左側エリアへ行く
ランチもすませ、お土産屋さんで買い物しながら来た道を戻ります。
大原バス停(駐車場周辺)まで戻ってきました。
ここで、1つ問題が発生します。
寂光院まで徒歩20分。往復で約40分。
さぁ、車で行きましょう。
かなりぎりぎりのところまで行きました。駐車場が左右に1か所ずつあります(300円/1回)
ちなみに、寂光院の手前にある駐車場まではお店は1つもありませんでした。
寂光院の近くにはお店がちらほら。
▼楽しみにしていた「足湯カフェ」はお休み・・・
家に帰ってから知ったんですが、今は土日のみ営業されているそうです。
足湯しながらぜんざい食べたかった・・。
▼大原女の顔はめパネル
大原女とは、大原でとれた柴や薪・農作物などを頭にのせて京の町まで売りに歩いた行商の女性のこと。鎌倉時代から昭和初期まで、約800年にわたって続いてきた大原の風習だそうです。
寂光院の入り口に到着です。(駐車場から約5分)
拝観料600円(中学生350円、小学生100円)
御朱印を貰う場合はここで、拝観料と一緒に納めます。
【本堂】
本堂は平成12(2000)年の火災で1度焼失しました。放火だったけど、犯人は捕まらず時効を迎えています。そのため今ある寂光院の本堂は、再建されたものです。
本堂では住職さんがお話を聞かせてくれました。
寂光院で生涯を終えた平徳子(平清盛の息女であり、高倉天皇の皇后)さんの話です。
壇ノ浦の戦いで滅亡した平家一門と、我が子・安徳天皇の菩提を弔い、終生をこの地で過ごされたそうです。
▼境内には平家物語の冒頭に登場する「鐘」があります。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
誰しも一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
残念ながら今はこの鐘を鳴らすことはできません。
1度でいいから聞いてみたいです。
とても大きな桜の木があり、とても風情がある場所でした。
寂光院は小さな寺院で、大原バス停からも距離がありますが、時間に余裕があれば行ってほしいかなと思います。
所要時間
大原三千院エリアは2時間半
三千院だけで1時間、宝泉院やランチ、お土産屋さんなど寄ってて2時間半です。
寂光院は40分で、合計3時間ちょっとでした。
*寂光院へ徒歩で行かれる場合は、往復30~40分ほど足してください。
まとめ
最後に大原三千院のお土産を。
しば漬け(志ば久)、ゆず味噌ドレッシングなど。
ちょっと買い過ぎた気もしますが、大原三千院がとても良い場所だったのでよしとしましょう。
桜の時期に行きましたが、平日だったのでそこまで混雑もなく快適でした。土日はそこそこ混むかも?
機会があれば今度は秋に行ってみたいと思います。