エールベベの回転式チャイルドシート「クルット」
ということで、エールベベ クルットの【種類】と【違い】を解説します。
この記事ではメーカーに問い合わせて分かった、クルットの全てをお伝えします。
クルット4・5・6はもちろん、グランスとプレミアムの違いまで徹底解説しているので、何でも聞いてください。
新安全基準R129の【クルットR】の値段が下がってきました。現状すでにクルット6iと値段差がないので、新品ならクルットRをおすすめします。詳しくは別記事(⇒クルットRの違い)をご覧ください。
目次
エールベベ クルットを知る上での基本情報
まず知っておきたいのが・・・・
クルットはマイナーチェンジしてるだけで、基本スペックは全て一緒!
ベースになるモデルが2016年発売の「クルット4i / クルット4s」です。
*数字のあとに記載されているiがisofix、sがシートベルト取付
正直なところ、このクルット4で完成された感があり、その後に発売されている5・6はマイナーチェンジになります。
プレミアムとグランスの違い
クルットをややこしくしている要因の1つにプレミアムとグランスの存在があります。
- プレミアム:基本モデル
- グランス:上位モデル
クルット3以降、必ず2つのスペックが発売されていて、プレミアムが基本モデル、グランスが上位モデルです。
プレミアムとグランスの違いは「新生児用クッションの性能」と「メッシュ範囲」と「帆の長さ」
グレード | グランス | プレミアム |
新生児クッションの大きさ | LL |
L |
クッションの厚み | 2層 | 1層 |
メッシュ範囲 | 広範囲 |
頭部中央、背中、側面 |
帆の長さ |
簡単に言うと、クッションが大きくて厚みがあり、メッシュも広範囲で帆が大きいのがグランスです◎
エールベベ クルットの種類と違い
それではエールベベ クルットの違いを見ていきましょう。
- クルット i Air Mesh(2022年)
- クルット 6i(2020年)
- クルット 5 Oui(2019年)
- クルット 5i/5s(2018年)
- クルット 4 Oui(2018年)
- クルット 4i/4s(2016年)
種類が多く感じますが、現在、比較すべきは「クルット4、クルット5、クルット6」です。
違いが分かりやすいようにクルット4から順に紹介していきます。
*【Oui】【Air Mesh】はアカチャンホンポ限定モデル。
クルット4i /4s
クルット4が現在の基本モデルと思ってください。
スムーズで静かな回転「サイレントターン」や、頭からお尻まで一直線のフラットな姿勢を保つクッション「ママの手クッション」など独自の機能を搭載。
メッシュシート&1695個のエアーホールで通気性も◎ISOFIX取付とワンプッシュで増し締めできるシートベルト取付の2タイプをラインナップ。ガッチリ取付できる安心設計です。
肩ベルトを取らずにカバーが外せて、洗濯機で丸洗いができるのも嬉しいポイントですね。
クルット5i / 5s
クルット5とクルット4の違いはジャンピングハーネス!
ハーネス(肩ベルト)が自立しているので、赤ちゃんの乗せ降ろしが楽ちんです。
回転式&ジャンピングハーネスで乗せ降ろしはNo.1だと言えます。(他メーカーでジャンピングハーネスを搭載したモデルはありません)
これ以外はクルット4と同じです。
クルット6i
クルットのナンバリング最新モデルが「クルット6i」
クルット6とクルット5の違いは、Wサイドセーフティー!
側面の衝撃から赤ちゃんを守るWサイドセーフティーを搭載(従来品と比べ40%低減)。従来の衝撃吸収材40mmはそのままに、2層の衝撃吸収クッション25mm×2がプラスされ安全性がUPしています。
クルット6からisofix取付のみになりました。シートベルト取付はありません。
【番外編】クルット Oui・Air Meshの違い
クルットシリーズはアカチャンホンポ限定モデルが多く発売されています。
クルット4 Oui・クルット5 Ouiとは?
isofix取付のみで、性能はそれぞれクルット4・クルット5と一緒。
限定モデルなので名前にOuiを付けて差別化しているだけです。
クルット i Air Meshとは?
クルット5iプレミアム(通常モデル) のメッシュを広範囲にしただけ。
なんで2022年に今更こんな中途半端なモデルを発売したのか謎ですw
クルットシリーズのおすすめはこれだ!
おさらいも兼ねて違いをまとめます。
- クルット4:現行のベースとなるモデル
- クルット5:ジャンピングハーネスを搭載
- クルット6:Wサイドセーフティを搭載
まずおすすめなのは【クルット5i /5s】
違いはジャンピングハーネスだけですが、これがあるだけで乗せ降ろしがかなりラクになります。チャイルドシートの活用頻度が高そうならクルット5を買って損はありません。
次におすすめなのは【クルット4】
ベースとなるモデルで、シリーズの中でも値段が安いです。
現在、クルット4は「プレミアムドライ」と「プレミアム2」が販売中。この2つは名前が違いますが、同じ商品です。
クルット6は値段が下がってくればあり?
まとめ
以上、エールベベ クルットの種類と違いでした。
クルットシリーズは多くの種類が発売されていますが、違いを見たらクルット4でベースが完成し、5・6はマイナーチェンジというのが分かりました。
ちょっとずつ進化させている感じですが、生産があるうちはクルット4が安いので個人的にはクルット4がおすすめです。