新生児から使える回転式チャイルドシートのクルットとクルムーヴ。エールベベVSコンビの戦いです。
ということで、クルットとクルムーヴを比較していきます。
目次
クルットとクルムーヴを比較!違いを検証する
まずは分かりやすいように比較表を作ってみました(価格帯が似ているグレードで比較)
*ISOFIXの通販の平均価格
商品名 | クルット5 グランス | クルムーヴスマート JN |
価格* | 約54,000円 | 約56,000円 |
月齢 | 新生児期~4歳頃まで | |
サイズ(後向き) | W44×D64×H61.7 | W46×D65.5×H62 |
取付方法 | ISOFIX or シートベルト取付 | |
シート素材 | メッシュ | メッシュ |
通気口 | ◎(1695個) | 〇 |
衝撃吸収 | 本体頭部の側面 | 本体中央とヘッドクッション |
サイドクッション厚み | 40mm | 50mm |
リクライニング | 3段階 | 3段階 |
ヘッド高さ調節 | 〇(無段階) | ◎(8段階) |
ジャンピングハーネス | 〇 | × |
シート洗濯 | 洗濯機OK | |
肩ベルトカバー | 取外し不可 | 取外し可 |
帆 | 折りたたみ&取外し可 | |
安全基準 | UN-R44/04 |
比較すべき機能を赤色にしてみました。
人によって重視する部分が違うので、1つずつ細かく解説していきます。
通気性
どちらも本体背面に通風口を設けた設計ですが、クルットには1695個のエアホールがあります。
通気性はクルットの勝利!
衝撃吸収素材
- クルット:本体頭部の側面
- クルムーヴ:ヘッドクッション、本体の頭部・背面・座面
▼クルット
本体頭部の側面にヘルメットなどに使われる衝撃吸収素材を搭載。
▼クルムーヴスマート
本体の中央(頭部、背中、座面)とヘッドクッション中央にもエッグショックを搭載。
物が違うため単純に比較はできませんが、衝撃吸収は広範囲に搭載されているクルムーヴスマートの勝利!
【POINT】ヘッド高さ調節
- クルット:無段階(肩ベルト連動)
- クルムーヴ:8段階(肩ベルト連動)
ここで注目したいのは「何の高さが変わるのか?」という点です。
ヘッドクッションを外したあと(目安は1歳頃から)に高さが変えれるクルムーヴスマートの勝利!
乗せやすさ(ジャンピングハーネス)
- クルット:〇
- クルムーヴスマート:×
ジャンピングハーネスはエールベベ独自の機能で、肩ベルトが跳ね上がった状態でスタンバイされていて赤ちゃんを乗せやすいです。
実際に僕も乗せてみましたが、すごい楽ちんでした。
どちらも回転式チャイルドシートなので乗せやすいんですが、ジャンピングハーネスでよりクルットが乗せやすいです!
【POINT】肩ベルトカバー
- クルット:取外し不可
- クルムーヴ:取外し可能
実際に使うと1番汚れる場所が肩ベルトカバーなので、ここが取外して洗濯できるかどうか?はとても重要になります。
クルムーヴは全モデルで取外し可。しかも洗濯機で洗えるので楽ちん。
肩ベルトカバーはクルムーヴの勝利!
【最終結論】おすすめはどっち?
クルムーヴ 3勝 |
クルット 2勝 |
|
通気性 | WIN | |
衝撃吸収 | WIN | |
ヘッド高さ調節 | WIN | |
乗せやすさ | WIN | |
肩ベルトカバー | WIN |
おすすめはクルムーヴスマート!
衝撃吸収素材「エッグショック」が広範囲に搭載され、ヘッドレストの高さ調節、肩ベルトカバーの取り外し可など、細かいところまで非の打ちどころがありません!
現在、クルムーヴスマートは全6種類あり最新モデルがJNになります。
通気性と乗せ降ろしはクルットが優位。
本体背面に1695個のエアホールがあり通気性は◎です。さらに独自のジャンピングハーネスで乗せやすさは倍増しています。華奢なママなら乗せやすさ重視でクルットを選ぶのもありだと思います。
クルットのおすすめはクルット5です。
クルットは6・5・4とあるので、別記事⇒クルットの違いで詳しく解説しています。
まとめ
以上、クルットとクルムーヴの比較でした。
回転式チャイルドシートの別メーカー対決をお届けしましたが、どうでしたか?個人的にはクルムーヴかなと思います。
ただクルムーヴもクルットもそれぞれグレードによって付属する機能が違ったりするので、詳しくは別記事を参照ください。
コンビ クルムーヴスマートの種類と違い!JN、JLやライトはどれがおすすめ?エールベベ クルットの違い!4・5・6はマイナーチェンジしただけ