アップリカのチャイルドシート「フォームフィット」
1歳~11歳頃までのロングユースのチャイルドシートですね。
ということで、アップリカ フォームフィットの種類と違いを解説します。
この記事ではアップリカに問い合わせて分かった、フォームフィットAB、ACの違いを紹介。
R129のフォームフィットISOFIXの違いも比較しているので何でも聞いてください。
目次
フォームフィットACとABの違い
2021年4月に新しくフォームフィットACが発売されました。
ACとABの違いはサイドサポートクッションの有無!
違いは以下2点
- サイドサポートクッションの廃止
- カラーの違い
サイドサポートクッションの廃止
フォームフィットABには18kg(4歳頃)になるまでしっかり姿勢をサポートする「サイドサポートクッション」が付いていました。
しかし、新しいモデル「AC」ではなくなっています。
カラーの違い
- AC:ブラック
- AB:ネイビー、ブラック
ABのアイアンブラックは黒×グレイだったのに対して、ACはブラック単色になっています。
ACとABはどっちがいい?
通販の平均価格を調べました。
- フォームフィットAC:約37,000円
- フォームフィットAB:確認できず
追加生産されていないので、最近は価格が高騰しています。
R129のフォームフィットも同じ価格で購入できるので、ISOFIX取付が可能な車ならR129をおすすめします。(R129の比較表へ)
▼セールなどで値段が安ければ狙い目です(目安は3万円)
フォームフィットの種類
アップリカ フォームフィットは5種類あります。
- フォームフィット
- フォームフィットAB
- フォームフィットAC*new
- フォームフィット ISOFIX 360°セーフティー
- フォームフィット ISOFIXセーフティープラス
- フォームフィット ISOFIXセーフティープラスAB*new
フォームフィットは全モデルがISOFIX取付です。商品名に「ISOFIX」がある機種は新安全基準R129となります。
それでは1つずつ違いを見ていきましょう。
フォームフィット
2017年12月に発売されたフォームフィットの基本モデル。
最大の特徴である「ぐんぐん成長レバー」を搭載し、高さだけでなく横幅も広がるチャイルドシートです。
ヘッドレストには衝撃吸収素材マシュマロGキャッチを採用するなど安全性も高くなっています。
フォームフィットAB
2019年7月に発売されたフォームフィットAB。
従来品に比べ、背中の真ん中がメッシュ素材になり通気性が上がりました。
値段も同じなので安全規則R44ならフォームフィットABを購入しましょう。
フォームフィットAC
2021年4月に発売されたフォームフィットAC。
ABにあった「サイドサポートクッション」がなくなっただけで、同じ商品です。
ブラック単色カラーで発売されたマイナーチェンジになります。
フォームフィット ISOFIX 360°セーフティー
2020年7月に発売されたフォームフィット。
横からの衝撃を軽減する【サイドシールド】を搭載した新安全規則R129のチャイルドシートです。
本体重量13.2kgで、フォームフィットABよりも+0.8kgと少し重くなっています。
使用期間は1歳頃~10歳頃まで(身長76cmかつ月齢15カ月以上から身長135cm)
フォームフィット ISOFIX セーフティープラス
2021年7月に発売されたR129の2代目。
フォームフィット ISOFIXセーフティープラスの違いは「肩ベルトホルダー」
▼マグネット式の肩ベルトホルダー
乗せおろしの際に肩ベルトを両側に留めれます(マグネット式なのでピタっとくっつく)
これ以外は旧モデル「フォームフィット ISOFIX360°セーフティー」と同じです。
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB
2022年7月に発売されたR129フォームフィットの最新モデル。
フォームフィットISOFIXセーフティープラスABではマシュマロGキャッチがヘッドレスト中央にも搭載されました。
1つ前のモデルが左右だけでした、新たに中央にも搭載されています。
*これ以外は前作と同じ。
フォームフィットの比較表
フォームフィットを安全基準R44とR129に分けて比較します。
【R44】フォームフィット3機種
*通販の平均価格
商品名 | フォームフィットAC![]() |
フォームフィットAB![]() |
発売日 | 2021年4月 | 2019年7月 |
値段 | 約37,000円 | 在庫切れ |
サイズ | W440~485×D515~580×H645~820 | W440~485×D518~580×H644~822 |
本体重量 | 12.3kg | 12.4kg |
シート素材 | メッシュ(頭部・背面・座面) | |
マシュマロGキャッチ | ヘッドレストの左右 | |
サイドサポートクッション | × | 〇 |
ぐんぐん成長レバー | ◎(ヘッドの高さに合わせて横幅も広がる) | |
お手入れ | 洗濯機OK(シートカバー・肩パッドカバー) | |
取付方法 | ISOFIX & トップテザー |
現在、購入できるのはフォームフィットACのみです。
R44は追加生産されていないので、お早めに。
【R129】フォームフィット ISOFIXの2機種
新安全基準R129のフォームフィット ISOFIXを比較してみましょう。
*通販の平均価格
商品名 | フォームフィット ISOFIX セーフティープラス![]() |
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB![]() |
発売日 | 2021年7月 | 2022年7月 |
値段* | 在庫なし | 約38,000円 |
サイズ | W440~505×D515~570×H650~775 | |
本体重量 | 13.2kg | |
スムーズベルトホルダー | 〇 | |
マシュマロGキャッチ | ヘッドレスト左右 | ヘッドレスト左右&中央 |
ぐんぐん成長レバー | 〇 | |
ムービングシート | 〇 | |
サイドサポートクッション | 〇 | |
お手入れ | シート・肩パッドカバーともに洗濯機OK | |
取付方法 | ISOFIX & トップテザー | |
安全基準 | UN規則(UN-R129/03)適合 |
R129は「フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB」
衝撃吸収素材マシュマロGキャッチがヘッドレスト中央にも搭載されたので、お子さんの頭を衝撃から守る性能が向上しています。
通販では「フォームフィットISOFIXセーフティープラス」がもう売っていません。
シートベルト取付を選ぶなら?
アップリカのフォームフィットはISOFIX固定のみですが、
同じロングユース(1歳~11歳頃)にはエアグルーヴがあります。
エアグルーヴはシートベルト取付のため値段が半額ほどでお財布に優しいのが魅力です◎
別記事で種類と違いを解説しているので良かったら参考にしてください。

まとめ
アップリカのチャイルドシート「フォームフィット」の違いを紹介しましたが、どうでしたか?
フォームフィットABとACの機能性の違いはありませんが、サイドサポートクッションがあるのでABの方がいいと思います。
あとは横側の安全性(横からの衝撃軽減)も求めるならR129のフォームフィットを選びましょう。
R129なら値崩れしてきたのでフォームフィット ISOFIXセーフティープラスがおすすめです。
アップリカのHPを読んだだけでは違いがよく分かりませんでしたが、本稿はとても分かりやすい記事で、大変参考になりました。
sewage2009さん
嬉しいコメントありがとうございます。
参考になったみたいで良かったです。