アップリカのチャイルドシート「クルリラ」
従来通りの回転式イス型ですね。
ということで、アップリカ クルリラの種類と違いを解説します。
この記事では実際にアップリカに問い合わせて分かったクルリラの違いをお伝えします。
ADとACの違いやクルリラプラス、ビッテプロテクト・エックスも比較しているので、何でも聞いてください。
目次
アップリカ クルリラACとADの違いとは?
まずお伝えしたいのが・・・
クルリラACとADの安全性や機能性は同じ!
この2つはほぼ同じ商品です。
しかし、商品名が違うのは以下の違いはあるからです。
- 発売日
- シートの構造・素材
- カラー
1つずつ見ていきますね。
発売日の違い
- クルリラAD:2020年10月
- クルリラAC:2017年7月
クルリラADの方が新しいモデルですね。
シート構造・素材の違い
ここが1番の違いになります。
- クルリラAD:シルキーエアー
- クルリラAC:スプリング構造体ブレスエアー
新しいクルリラADには汗をかきやすい背中とおしり部分に通気性、クッション性、体圧分散性がある「シルキーエアー」が採用されました。
ADの方が通気性&クッション性が優れています◎
カラーの違い
▼クルリラAC(2017年)は3色
▼クルリラAD(2020年)は2色
新しいクルリラADの方が見た目も洗練された印象です。
テラコッタは・・・不人気だったかなw
ネイビーとグレーの2色展開になっています。
クルリラADとACはどっちがいい?
選ぶ上で重要になってくるのが値段ですよね?
*通販の平均価格
- クルリラAD:約40,000円
- クルリラAC:約37,000円
通販ならそこまで差がないので、クッション性と通気性がUPしているクルリラADがおすすめ◎
ちょっとでもお財布に優しい方を選ぶならクルリラACです。
安全性は変わりません(どちらも安全基準R44)
アップリカ クルリラを比較。ライトの違いとは?
クルリラは安全規則R44とR129(クルリラプラス)がありますが、まずはR44のクルリラを比較してみます。
- クルリラAD
- クルリラ ライト
- クルリラ プレミアムAB
- クルリラAC
*クルリラ プレミアムABは赤ちゃん本舗限定モデル(商品自体はクルリラACと同じ)
*価格は通販の平均値
商品名 | クルリラAD![]() |
クルリラAC![]() |
ライト![]() |
*価格 | 40,000円 | 37,000円 | 35,000円 |
シート | シルキースルー | スプリング構造体ブレスエアー | |
ヘッド | マシュマロGキャッチ | なし | |
帆 | あり | なし | |
カラー | グレー、ネイビー | グレー、ネイビー、テラコッタ | モダングレー、ライトグレー |
取付方法 | ISOFIX、シートベルト取付 | ||
洗濯 | 洗濯OK(手洗い推奨) | ||
安全基準 | UN規則(UN-R44/04)適合 |
ライトの違いは「マシュマロGキャッチ」と「帆」がありません。
頭部の衝撃吸収素材(マシュマロGキャッチ)がないのは微妙ですね・・・帆もなくて、通販だと値段差がACより-2,000円だけ。
やはり通気性&クッションが高いクルリラADが1番おすすめです。
在庫があり値段が安いならクルリラACもありかも。
他メーカーの比較対象は?
クルリラとよく比較されるのがコンビのクルムーヴです。
「回転式、シートベルト取付、R44」と性能が似ているため、当ブログでも比較してみました。良かったら参考にしてください◎

【R129】クルリラ プラスやビッテプロテクトの違い
細かい違いはありますが、まず知っておきたいのが・・・
クルリラプラス&ビッテプロテクトの違いは「安全規則」と「取付方法」!
プラスやビッテプロテクトは新しい安全規則R129のチャイルドシートです。
通常のクルリラはISOFIXとシートベルト取付の両方に対応していますが、プラスやビッテプロテクトはISOFIXのみ。
- クルリラ プラス ライト
- クルリラ プライト(販売店限定モデル)
- クルリラ ビッテエックス(アカチャンホンポ限定)
- クルリラ ビッテプロテクト(アカチャンホンポ限定)
- クルリラ プラス AB(ベビーザラス限定)
*アップり公式では旧モデルが全て載っていますが、在庫がない商品は外しています。
クルリラ プラス ライト
2023年4月に発売されたクルリラプラスライト。
現行モデルの中で、R129の基本モデルとなります。
ドア側の衝撃対応のため、本体ヘッド左右にもマシュマロGキャッチが搭載してあり赤ちゃんの頭部を守る設計です。
7段階リクライニングやフットステップなど性能面も申し分ありません◎
クルリラ ビッテ プロテクト
2021年4月に発売されたアカチャンホンポ限定モデル。
- 前向き回転防止ロック
- レッグサポートインジケーター
- オープンサイドシールド
- スムーズベルトホルダー
- リクライニング6段階(-1)
- フットステップなし
15か月未満に間違って前向きで使用しないためのロック機能や、足元の突っ張り棒がしっかり地面に着いているかを確認できる「レッグサポートインジケーター」があり取付面で安心です◎
その他、股ベルトを起こすと自動で開く「オープンサイドシールド」や、ベルトを留めておける「スムーズベルトホルダー」など便利な機能も搭載されています。
そのかわり、リクライニングが6段階(マイナス1段階)と少なくなってフットステップもありません。
【ビッテ プロテクト リミテッド】は1,200台限定デザインです。性能はビッテ プロテクトと同じ。ビッテエックスはセパレート構造になりました。詳しくは別記事(⇒)を参照ください。
クルリラ ビッテエックス
「クルリラ ビッテエックス」もアカチャンホンポ限定モデルです。
特徴はセパレート構造!
【ベースと本体が分離するメリット】
- 車のシートに取付しやすい
- 車内が暑くなる時期はチャイルドシートを家に持ち帰れる
とくに2番はかなりメリットです。夏場は持ち帰っておいた方がチャイルドシートが熱くないので、赤ちゃんが利用するときに快適です。
ビッテエックスは他にも「シェル」「リミテッド」と種類があります。ビッテエックスの違いで解説しているので参考にしてください。
クルリラ プライト
2023年4月に発売された「クルリラプライト」
ビッテエックスから【セパレート構造・スムーズベルトホルダー】を廃止したモデルです。なので、どっちかというとビッテプロテクトに近いと思います。
「ビッテプロテクトが欲しいけど在庫がない」という方はクルリラプライトを購入しましょう。
アカチャンホンポとベビーザラスの2店舗限定モデルです。
クルリラ プラス AB
2021年3月に発売されたベビーザラス限定モデル。
スペックは最新の「クルリラ プラス ライト」と同じです(クルリラプラスABの方が帆がやや大きい)
まだ在庫があり54,999円で販売中。クルリラプラスライトが51,480円で買えるので、価格的にはメリットがありませんが、グレーが欲しい方はベビーザラス店舗へ行きましょう。
r129クルリラのおすすめは?
通販を利用するなら「クルリラプラスライト」
一般販売されているのはクルリラプラスライトのみです。
性能を重視するなら「クルリラ ビッテエックス」
アカチャンホンポ限定モデルです。クルリラシリーズで唯一のセパレート構造。その他、取付時が安心のレッグサポートインジケーターなど差別化されています。
セパレート構造じゃなくてもOKなら「クルリラプライト」です。在庫があれば「ビッテプロテクト」でも◎
まとめ
アップリカ クルリラの種類や違いを紹介しましたが、どうでしたか?
クルリラADはACに比べて通気性&クッション性がUPしているのが分かりました。クルリラライトは帆やマシュマロGキャッチがないのに値段がそこまで安くないので、メリットはないですね。そのため、R44ならクルリラADがおすすめです。
R129のクルリラは通販なら「クルリラプラスライト」で、あとは性能が高い「ビッテプロテクト or ビッテエックス」になります。ただし、ビッテはアカチャンホンポ限定のため店頭価格が少し高いのが気になります。価格と相談しましょう。