joieチャイルドシートの中で、回転式&ISOFIXのarc360にスポットをあてます。
ということで、ジョイーのアーク360の種類と違いを紹介します。
この記事では僕が実際にメーカーに問い合わせて分かったことをお伝えします。
joieのi-arc360の違いはもちろん、全4種類を比較したので何でも聞いてください。
目次
joie アイアークとアイアーク360の5つの違い
・安全基準の違い
・ドア側の衝撃対応
・回転ボタンを両サイドに設置
・ベルトホルダー
・リクライニングが6段階
・帆の有無
1つずつ見ていきます。
安全基準
i-arc360 | arc360 |
R129 | R44 |
後向き:身長40cmから105cmまで(15か月頃) 前向き:身長76cmかつ生後15ヶ月から身長105cmまで(~19kg) |
後向き:新生児~9kgまで(12か月頃) 前向き:9kg~18kgまで |
i-arc360は新安全基準R129のチャイルドシートです。そのため、後向き・前向きを身長で合わせます。
安全性の高い後向き期間が15カ月頃までと長いのが特徴◎
ドア側の衝撃対応
i-arc360はドア側の衝撃対応のため「ガードサラウンドセーフティパネル」を搭載。
*arc360にはありません。
回転ボタンの場所
- i-arc360:座面の左右(2か所)
- arc360:座面下の中央(1か所)
アイアーク360では回転レバーが左右の2か所に配置されました。車内からも回転させやすくなり、使い勝手がよくなっています。
ベルトホルダー
- i-arc360:あり
- arc360:なし
本体横に肩ベルトのタング(差し込む部分)をひっかけておけます。肩ベルトを両側に開いた状態にできるため、赤ちゃんを乗せやすいです。
リクライニング
- i-arc360:6段階
- arc360:5段階
i-arc360ではリクライニングが5段階⇒6段階へと増えています。
帆(キャノピー)の有無
- i-arc360:あり
- arc360:なし
i-arc360の帆は折りたたみ・取り外し可です。
arc360は帆なし(帆だけの別売りもありません)
【比較表】どっちがいい?
おさらいも兼ねて、2機種の比較表を見てみましょう。
*通販の平均価格
商品名 | i-arc360 |
arc360 |
価格* | 約39,800円 | 約21,000円 |
ECE R129/02 | ECE R44/04 | |
月齢 | 後向き:40cmから105cmまで(15か月頃) 前向き:76cmかつ生後15ヶ月から105cmまで(~19kg) |
後向き:新生児~9kgまで(12か月頃) 前向き:9kg~18kgまで |
本体重量 | 14.5kg | 11.9kg |
ヘッドレスト | 6段階(肩ベルト連動) | |
リクライニング | 6段階 | 5段階 |
サイドガード | あり | × |
ベルトホルダー | あり | × |
帆 | あり | × |
シート | メッシュ(洗濯機OK) | |
取付方法 | ISOFIX(レッグサポート) |
おすすめは「i-arc360」
ドア側の衝撃に対応し安全性が向上したR129機種。ベルトホルダーや帆が標準装備など使い勝手も良くなっています◎
R129回転式チャイルドシートで4万切るのは魅力的です。
お財布に優しい「arc360」
通販なら約21,000円と圧倒的に安いです◎帆がない点はご留意ください。
以前はarc360(キャノピー付き)もありましたが、現在はもう売っていません。
arc360の4種類の違いとは?
joieの回転式チャイルドシート「arcシリーズ」は全4種類です。
- arc360:従来品
- arc360GT:横の衝撃吸収と回転ロック
- arc360 signature:プレミアムライン
- i-arc360:新安全基準i-size(R129)
それでは1つずつ見ていきましょう。
arc360
ジョイーのアーク360の基本モデル。
リクライニング5段階やヘッドレスト6段階(肩ベルト連動)、ソフトパッド付と基本性能は申し分ありません。
回転式チャイルドシートは価格が高くなりがちですが、arc360(帆なし)は約21,000円と日本メーカーに比べて圧倒的に安いのも魅力です。*arc360(帆あり)は在庫なしです。
arc360 GT
ドア側の衝撃を軽減する「サイドインパクトシールド」が付いた上位モデル(側面衝突テストを受けてないので、安全基準はR44)
誤って前向きで使用するのを防ぐ「回転ロック機能」も搭載されました。
*帆なしのみです。後付けもできない点もご留意ください。
arc360 signature(シグネチャー)
joieのプレミアムライン「シグネチャー」
arc360 シグネチャーの違いは【キルティング生地】と【2種類のシート】
▼キルティング生地
クッション性&耐久性が高いキルティング生地のシートを採用。さらにロゴのワッペンなど見た目の高級感があります。
▼2種類のシート
夏はメッシュシート、冬はキルティングシートと季節に合わせて使い分けることができます◎
i-arc360
i-arc360は新安全基準R-129のチャイルドシート。
i-arc360の違いでお伝えした通り、ドア側の衝撃に対応したり、ベルトホルダーや回転レバーが左右2か所など安全性と使い勝手がよくなった上位機種です。
日本メーカーのR129回転式チャイルドシートに比べると安価で購入できるのも嬉しいポイントです。
まとめ
アーク360の種類や違いを紹介しましたが、どうでしたか?
最後にもう1度ポイントをまとめておきますね。
- arc360は帆なし。基本モデルでお財布にも優しい
- i-arc360はR129適合。ベルトホルダーなど便利機能の追加
- arc360GTは回転防止ロック機能を搭載
- シグネチャーはキルティング生地で見た目の高級感
基本モデルのarc360(帆なし)なら約2万円です。どこまで出せるか?は家庭によって違いますが、0~4歳頃まで使えると考えるとコスパは申し分ないと思います。
キャノピー付ならi-arc360ですね。R129で安全性が向上しています。ISOFIX&回転式チャイルドシートなら、joieのarc360はかなりおすすめです◎
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