軽量・両対面オート4輪で人気の2機種「ラクーナクッション」と「スゴカルα」
このブログでも何度も戦ってるアップリカvsコンビの日本メーカー対決です。
目次
ラクーナクッションとスゴカルαの違いを比較
どちらも最新モデル【ラクーナクッションAG】と【スゴカルα compact エッグショックAW】のスペックで違いを紹介します。
ラクーナクッションとスゴカルαでは以下の7項目を比較。
- 振動吸収
- インナークッション
- シート、通気性
- 帆
- カゴ
- 開閉、持ち方
- 便利機能
最後に比較表を作っているので、まずはざっくりと違いを見ていきましょう。
振動吸収
- ラクーナクッションAG:ωクッション、やわらかサスペンション
- スゴカルα AW:エッグショックシート、エッグサスペンション
軽量ベビーカーではいかに振動を軽減するか?がポイントになるため、両メーカーとも独自の性能を搭載しています。
▼ラクーナクッション(アップリカ)
座面下にスプリング性能をもつクッション「ωクッション」や、車輪にスプリング式の「やわらかサスペンション」が搭載してあります。
▼スゴカルα(コンビ)
クッション性に優れた「エッグショックシート」、車輪には空気の力で振動を軽減する「エッグサスペンション」が搭載してあります。
インナークッション
- ラクーナクッションAG:メディカル成長マモール
- スゴカルα AW:ダッコシートα
どちらも赤ちゃんの快適な姿勢を保つためのインナークッションです。
かなり似ていますが、メディカル成長マモールは特許を取得していて、腰をサポートする性能はラクーナクッションの方が優位◎
ダッコシートαは頭部にエッグショックを搭載してあるので赤ちゃんの頭を守る性能はスゴカルαの方が優位となります。
シート・通気性
- ラクーナクッションAG:メッシュシート&Wサーモメディカルシステム
- スゴカルα AW:メッシュシート
ラクーナクッションは「シルキーエアー」、スゴカルαは「エアスルーシート」と名称が違いますが、どちらもメッシュシートを採用しています。通気性に関しては両方とも優れているので問題ありません。
▼注目したいのはラクーナクッションの「Wサーモメディカルシステム」
通気口と反射板で温度上昇を防ぐ、アップリカの独自機能です。このWサーモメディカルシステムがある分、通気性はラクーナクッションの方が優位だと思います。
帆
帆の性能(加工)に違いがあります。スゴカルαは撥水や花粉が付きにくいのが特徴です。
対してラクーナクッションは近赤外線81%カット(温度上昇を防ぐ効果あり)です。
どちらも足元まですっぽり覆える大きさです。メッシュ窓が2つ付いている点も同じ
カゴ
- ラクーナクッションAF:27.1L(フロントイン可)
- スゴカルα AW:39.6L(フロントイン可)
カゴにたくさん荷物を入れれるのはスゴカルαです。
さらに背面に伸縮性ネットがあり、荷物が落ちずらいのもポイント◎
開閉・持ち方
- ラクーナクッションAF:ワンタッチ開閉、フロントガードを持つ
- スゴカルα AW:ワンタッチ開閉、専用の持ち手を持つ
どちらもワンタッチ開閉で、閉じた時には自立します◎
注目したいのは持ち方!!
▼ラクーナクッションはフロントガードを持つ
▼スゴカルαはモチカルグリップを持つ
スゴカルαは「持ちカルグリップ」がフロントガードより下にあるので、持った時に腕と体でベビーカーを挟み込むように持てます◎←ここ重要。
ラクーナクッションは持つと肘が曲がり腕への負担が大きいんですが、スゴカルαは腕が伸びた状態で持てるので負担が少なく、持ち運びが楽ちんです。
便利機能
- ラクーナクッションAG:イージーベルト
- スゴカルα AW:ハンドルアジャスター
▼イージーベルト
ラクーナクッションのベルトはマグネット式なので、着脱が簡単です。
▼ハンドルアジャスター
スゴカルα AWは角度を変えれる「ハンドルアジャスター」で、折りたたみ時によりコンパクトになります。
そして、使用時には自分にあった高さにハンドルを調節できるので押しやすいのも特徴◎身長差があるママ・パパでも安心です。
【比較表】おすすめはどっち?
おさらいも兼ねて、比較表を見てください。
商品名 | ラクーナクッションAG |
スゴカルα AW |
価格 | 約60,000円 | 約48,000円 |
月齢 | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) | |
使用方法 | 両対面・オート4輪 | |
サイズ(mm) | 開:W462×D835×H991 閉:W462×D341×H982 |
開:W486×D760~940×H890~1080 閉:W486×D425×H853~1010 |
重量 | 5.3kg | 5.2kg |
振動吸収 | ωクッション やわらかサスペンション |
エッグショックシート エッグサスペンション |
リクライニング | 123°〜166° | 121°~164° |
インナークッション | メディカル成長マモール | ダッコシートα |
シート | シルキーエアー Wサーモメディカルシステム |
エアスルーシート |
ハイシート | 53cm | 55cm |
タイヤ | 14cmダブルタイヤ | |
カゴ | 27.1L | 39.6L 後ろのネットが伸びる |
帆 | 紫外線カット99%カット UPF50+ 近赤外線81%カット |
紫外線カット99%カット UPF50+ 撥水・花粉 |
特徴 | イージーベルト フロントガードを持つ ワンタッチ開閉・自立 |
ハンドルアジャスター 持ちカルグリップで持ちやすい ワンタッチ開閉・自立 |
おすすめは「スゴカルα AW」
カゴの容量や持ちカルグリップによる持ちやすさなども考慮すると、スゴカルαがおすすめです。あとハンドルアジャスターも便利◎
*スゴカルαの旧モデルとの比較は別記事(⇒スゴカルαの比較)をご覧ください。
コンパクト設計の「ラクーナクッションAG」
全体的にやや小さいです。特許取得済みのWサーモメディカルシステムがある分、通気性・ムレにくさはラクーナクッションが優位だと思います。
▶1つ前のモデルは値下がりして狙い目
旧モデルとの比較は(⇒ラクーナクッションAGとAFの違い)をご覧ください。
まとめ
ラクーナクッションとスゴカルαを比較しましたが、どうでしたか?
スペック的にはスゴカルαが優位だという結果になりました。しかし、スゴカルαは2022年を最後にその後はNEWモデルが登場していません。そのため値崩れしている点は魅力ですが、在庫がなくなると終わりかも?という状況です。
ラクーナクッションは毎年発売されています。2024年モデルが【AG】で、1つ前が【AF】。そんなに変わってないので値段的にも旧モデルの方がおすすめです◎
今後も最新モデルが発売されたら比較してみようと思います。