アップリカのチャイルドシート「フォームフィット」
1歳~11歳頃までのロングユースのチャイルドシートですね。
ということで、アップリカ フォームフィットの違いを解説します。
この記事ではアップリカに問い合わせて分かった、フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB違いを紹介。
R44のフォームフィットACや過去モデルも比較してるので参考にしてください。
目次
フォームフィットの現行モデル一覧
アップリカのフォームフィットはシリーズ化され、R44からR129へと移行してきました。
現行モデルは以下3種類。
・フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB(R129)
・フォームフィット ISOFIX セーフティープラス(R129)
・フォームフィットAC(R44)
最新モデルは【フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB】です。
【最新】フォームフィット ISOFIX セーフティープラスABの違い
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスABは以下の点が変更されています。
- マシュマロGキャッチの搭載か所の増加
- 座面のクッション性の向上
大幅な変更ではなく、マイナーチェンジといった感じです。
マシュマロGキャッチの搭載か所
- フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB:左右&中央
- フォームフィット ISOFIX セーフティープラス:左右
- フォームフィットAC:左右
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスABには新たにヘッドレストの中央部分にもマシュマロGキャッチを搭載。従来素材と比べて衝撃55%カットになりました。
座面のクッション性の向上
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスABでは旧モデルに比べて、座面部分のクッション性が向上しています。
実際に押し比べてみたところ、ちょっと厚みが増してるという印象です。
【比較表】
新安全基準R129のフォームフィット ISOFIX セーフティープラスとABを比較してみましょう。
*通販の平均価格
商品名 | フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB |
フォームフィット ISOFIX セーフティープラス |
発売日 | 2022年7月 | 2021年7月 |
値段* | 約38,000円 | 在庫確認できず |
サイズ | W440~505×D515~570×H650~775 | |
本体重量 | 13.2kg | |
スムーズベルトホルダー | 〇 | |
マシュマロGキャッチ | ヘッドレスト左右&中央 | ヘッドレスト左右 |
座面のクッション | 厚みが増した | 従来通り |
ぐんぐん成長レバー | 〇 | |
ムービングシート | 〇 | |
サイドサポートクッション | 〇 | |
お手入れ | シート・肩パッドカバーともに洗濯機OK | |
取付方法 | ISOFIX & トップテザー | |
安全基準 | UN規則(UN-R129/03)適合 |
▶「フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB」
衝撃吸収素材マシュマロGキャッチがヘッドレスト中央にも搭載され、座面のクッション性もUPしたことで、お子さんの快適性が向上しています。
私が調べた時には、旧モデル(フォームフィット ISOFIX セーフティープラス)の在庫が確認できませんでした。
フォームフィットACとABの違い
ここでは安全基準R44のフォームフィットを比較します。
2021年4月に発売されたフォームフィットAC。
ACとABの違いはサイドサポートクッションの有無!
違いは以下2点
- サイドサポートクッションの廃止
- カラーの違い
サイドサポートクッションの廃止
フォームフィットABには18kg(4歳頃)になるまでしっかり姿勢をサポートする「サイドサポートクッション」が付いていました。
しかし、新しいモデル「AC」ではなくなっています。
カラーの違い
- AC:ブラック
- AB:ネイビー、ブラック
ABのアイアンブラックは黒×グレイだったのに対して、ACはブラック単色になっています。
ACとABはどっちがいい?
通販の平均価格を調べました。
- フォームフィットAC:約37,000円
- フォームフィットAB:確認できず
追加生産されていないので、最近は価格が高騰しています。
R129のフォームフィットも同じ価格で購入できるので、ISOFIX取付が可能な車ならR129をおすすめします。
▼安全基準R44のフォームフィットAC(在庫があれば?)
【歴代シリーズ】フォームフィットの種類と違い
アップリカ フォームフィットは現在までに6種類が発売されました。
- フォームフィット
- フォームフィットAB
- フォームフィットAC
- フォームフィット ISOFIX 360°セーフティー
- フォームフィット ISOFIXセーフティープラス
- フォームフィット ISOFIXセーフティープラスAB*new
フォームフィットは全モデルがISOFIX取付です。商品名に「ISOFIX」がある機種は新安全基準R129となります。
それでは1つずつ違いを見ていきましょう。
フォームフィット
2017年12月に発売されたフォームフィットの基本モデル。
最大の特徴である「ぐんぐん成長レバー」を搭載し、高さだけでなく横幅も広がるチャイルドシートです。
ヘッドレストには衝撃吸収素材マシュマロGキャッチを採用するなど安全性も高くなっています。
フォームフィットAB
2019年7月に発売されたフォームフィットAB。
従来品に比べ、背中の真ん中がメッシュ素材になり通気性が上がりました。
フォームフィットAC
2021年4月に発売されたフォームフィットAC。
ABにあった「サイドサポートクッション」がなくなっただけで、同じ商品です。
ブラック単色カラーで発売されたマイナーチェンジになります。
R44の現行モデルとしてアップリカHPにはまだ商品が掲載されていますが、ほぼ在庫がない状況です。
フォームフィット ISOFIX 360°セーフティー
2020年7月に発売されたフォームフィット ISOFIX360°セーフティー。
横からの衝撃を軽減する【サイドシールド】を搭載した新安全規則R129の初期モデルです。
本体重量13.2kgで、フォームフィットABよりも+0.8kgと少し重くなっています。
使用期間は1歳頃~10歳頃まで(身長76cmかつ月齢15カ月以上から身長135cm)
フォームフィット ISOFIX セーフティープラス
2021年7月に発売されたR129の2代目。
フォームフィット ISOFIXセーフティープラスの違いは「肩ベルトホルダー」
▼マグネット式の肩ベルトホルダー
乗せおろしの際に肩ベルトを両側に留めれます(マグネット式なのでピタっとくっつく)
これ以外は旧モデル「フォームフィット ISOFIX360°セーフティー」と同じです。
フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB
2022年7月に発売されたR129フォームフィットの最新モデル。
フォームフィットISOFIXセーフティープラスABではマシュマロGキャッチがヘッドレスト中央にも搭載されました。
1つ前のモデルが左右だけでした、新たに中央にも搭載されました。
また、座面のクッション性も少し向上し、赤ちゃんの快適性が良くなっています。
シートベルト取付を選ぶなら?
アップリカのフォームフィットはISOFIX固定のみですが、
同じロングユース(1歳~11歳頃)にはエアグルーヴがあります。
エアグルーヴはシートベルト取付のため値段が半額ほどでお財布に優しいのが魅力です◎
別記事で種類と違いを解説しているので良かったら参考にしてください。
【比較表】アップリカ エアグルーヴの違い!AE・AD・ACやプレミアムまとめ
アップリカのフォームフィットの違いを紹介しましたが、どうでしたか?
R129へ移行し、新品で購入できるのは現状【フォームフィット ISOFIX セーフティープラスAB】だけ。それ以外は在庫がなさそうです。
R44を探すならフォームフィットACですが、おそらくもう在庫がないと思います。
そのため、フォームフィットは最新モデル一択です。値崩れしてるので安く購入できるのも◎
アップリカのHPを読んだだけでは違いがよく分かりませんでしたが、本稿はとても分かりやすい記事で、大変参考になりました。
sewage2009さん
嬉しいコメントありがとうございます。
参考になったみたいで良かったです。