コンビのチャイルドシート「クルムーヴスマート」
ということでクルムーヴスマートの種類と違いを紹介します。
クルムーヴスマートの比較表も作ったので、何でも聞いてください。
目次
コンビ クルムーヴの事前に知っておくべき2つのこと
コンビのチャイルドシート「クルムーヴ」を把握するために、まず把握したい点が2つあります。
クルムーヴスマートとアドバンス
クルムーヴスマートとアドバンスの違いは安全基準です。
・クルムーヴスマート(R44)
・クルムーヴアドバンス&コンパクト(R129)
従来の安全基準R44から選ぶならクルムーヴスマート、新安全基準R129ならアドバンス・コンパクトという選択肢になります。
シートベルト固定とISOFIX
クルムーヴスマートにはシートベルト固定とISOFIXの2種類あります。
コンビ クルムーヴは全5種類
クルムーヴシリーズの種類を発売日が新しい順に並べました。
*商品名から「エッグショック」は省いてます
- クルムーヴスマート JN(2020年10月1日)
- クルムーヴスマート Light JM(2020年2月6日)
- クルムーヴスマート JL(2019年7月25日)
- -R129-
- クルムーヴコンパクトJQ(2023年4月)
- クルムーヴアドバンス JP(2022年3月)
R44のクルムーヴスマートが3つ、R129が2つの計6種類です。
初代クルムーヴスマートが2016年に発売され、それ以降、毎年NEWモデルが発売されてきました。そして2022年に新安全基準R129のクルムーヴアドバンスが発売されています。
クルムーヴスマートの種類と違い
2023年8月末でR44のチャイルドシートは生産が終了します。それ以降も購入して使うことには問題ないので、在庫があるうちに購入しましょう。
ここからはクルムーヴ スマートだけを比較していきます。
まずお伝えしたいのが、
スマートの全4種類は「機能性&安全性」はすべて一緒!
違いを比較しやすいように、発売日が新しい順に紹介していきます。
- クルムーヴスマート JN(2020年10月1日)
- クルムーヴスマート ライト JM(2020年2月6日)
- クルムーヴスマート JL(2019年7月25日)
それでは1つずつ見ていきましょう。
クルムーヴ スマート エッグショック JN
2020年10月発売の最新モデルが【クルムーヴスマートJN】
表面がシリーズ初の「オールメッシュ素材」を採用。通気性が1番優れたモデルになります。さらに背中サポートクッションが搭載され、インナークッションを外したあとも、背中がラクラクになりました。
赤ちゃんの快適さを重視するなら、最新モデル【スマート エッグショック JN】がおすすめ◎
クルムーヴ スマートLight エッグショック JM
ベーシックモデルとして2020年2月に発売。
- シート素材がワッフル(ニット)
- ヘッドクッションにエッグショック非搭載
- インナークッションがちょっと薄い
- シートベルト取付は帆なし
JNやJLはメッシュ素材ですが、ライトはワッフル地。あとインナークッションがちょっと薄く、新生児期に利用するヘッドクッションにエッグショックが非搭載となります(本体の頭部~座面には同じようにエッグショックが搭載されています)
このように少し違いがあり、その分、価格を抑えたモデルとなります。
ISOFIX取付で約40,000円と同モデルの中で安いのが魅力的です◎(シートベルト取付は在庫なし)
▼西松屋限定モデル「Neo」はクルムーヴスマート ライトの色違い。
クルムーヴ スマート エッグショックJL
2019年発売の【JL】はパーツ事に素材が異なります。
- ヘッド :横はパイル地(タオル素材)、真ん中はメッシュ。
- ボディ : クールマックス素材
ヘッド部分の両側がパイル地なので、赤ちゃんの肌(ぽっぺたなど)への刺激が少ないです。メッシュ素材だと肌が荒れてしまう赤ちゃんもいるので、肌が弱い場合はパイル地がおすすめ。
スマート エッグショックJLにのみ「ハイグレードモデル」と「スタンダードモデル」が用意されています。
このモデルの違いはスリープシェル(サンシェード)の長さです。
ハイグレードモデルの方がスリープシェルが長いので、日よけはもちろん、エアコンの風よけとしても優秀です。
【比較表】クルムーヴ スマートのおすすめはこれ!
分かりやすいように比較表を作ってみました。古い「JK」はメリットがないので比較から外しています。
*横スクロールできます
月齢 | 取付方法 | サイズ | 重量 | リクライニング | ヘッドレスト調節 | シート素材 | お手入れ | エッグショック | 背中サポートクッション | 帆 | ポチっとターン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JN | 新生児から4歳頃 | ISOFIX・シートベルト | W460×D655~735×H620~770mm | 12.2kg | 3段階 | 8段階 | メッシュ | 洗濯機 | 頭部・背面・座面・ヘッドクッション | 〇 | 〇 | 〇 |
ライトJM | 新生児から4歳頃 | ISOFIX・シートベルト | W460×D655~735×H620~770mm | 12.1kg | 3段階 | 8段階 | ワッフル | 洗濯機 | 頭部・背面・座面 | × | 〇 | 〇 |
JL | 新生児から4歳頃 | ISOFIX | W460×D655~735×H620~770mm | 12.2kg | 3段階 | 8段階 | メッシュ(ヘッド横はタオル地) | 洗濯機 | 頭部・背面・座面・ヘッドクッション | × | 〇 | 〇 |
本体サイズや機能はすべて一緒だと分かりますね◎
通気性なら【クルムーヴスマート JN】
オールメッシュで通気性◎さらに背中サポートクッションが搭載されたので、インナークッションを外したあともお子さんの快適性がUPしています。
肌が弱い赤ちゃんには【クルムーヴスマート JL】
ヘッド横側がパイルなので肌への刺激が少ないのは魅力。肌が弱い、荒れやすい赤ちゃんならJLをおすすめします。
安いのは【クルムーヴスマート ライト JM】
ISOFIX取付でも約40,000円とシリーズで1番安いです◎ヘッドクッションにエッグショックが非搭載という点はご留意ください。
西松屋モデルは色違い(ISOFIX固定)
【R129】クルムーヴ「アドバンス」と「コンパクト」
クルムーヴから新安全基準R129が登場しました!
側面からの衝突にも対応し、後向き期間を身長に合わせるため安全性が向上しています。
- クルムーヴアドバンス
- クルムーヴコンパクト*new
名前が違いますが、チャイルドシート本体は一緒です(マイナーチェンジ)
クルムーヴアドバンス JP
2022年3月下旬に発売された「クルムーヴアドバンス」
ドア側の衝撃に対応するため【サイドプロテクションアドバンス】が搭載されました。
万が一のドア側からの衝撃からもお子さんを守れる仕様です。安全性を重視するならアドバンスを選びましょう。
その他、細かい違いは別記事(⇒クルムーヴアドバンスの違い)を参考にしてください。
同メーカーのザエスとクルムーヴアドバンスを比較した記事も参考に。
クルムーヴコンパクトJQ
2023年4月に発売された新モデル「クルムーヴコンパクトJQ」はクルムーヴアドバンスの後継機です。
- 帆にメッシュ窓が付いた
- 肩ベルトカバーが大きくなった
- インナークッションのヘッドクッションの形が変更
帆にメッシュ窓が付いたのはとても嬉しい変更点です。帆を広げた状態でも赤ちゃんの様子が見れたり、通気性の向上に繋がります。
他2つは気にするほどの違いではありません。(コンビの商品ページでもリニューアルやnewといった紹介にはなってないです)
サイズ・重量やリクライニングなどの性能は同じままです。小さいチャイルドシートというのを伝えやすくするために、コンパクトという名前にしたのかな?と推測されます。
クルムーヴコンパクトとスマートの違いは別記事で詳しく解説しています。
まとめ
コンビ クルムーヴの種類と違いをお伝えしましたが、購入するならスマートシリーズがおすすめです。
シート素材や値段でニーズに合わせて選べるので、クルムーヴスマートは選びやすいと思います。基本は1番新しいモデルを買うのがベストです◎(クルムーヴスマートの違いへ戻る)
安全性を重視するならR129のクルムーヴ アドバンスになります。
R44のクルムーヴスマートはクルリラ(アップリカ)と性能が似ているので、比較記事(クルリラとクルムーヴを比較)を作りました。良かったら参考にしてください。
まさにこういう比較記事を探していました。
とてもわかりやすく、参考になりました。
ありがとうございました(^^)
ぽむちさん
「参考になった」というコメント、すごい嬉しいです。
こちらこそありがとうございます。